地域と子どもたちの交流を目的に始まった「下和泉ハロウィン」(主催/下和泉地区社協)。地域に育まれていることを子どもたちに実感して欲しいという思いで、賛同の輪が広がり協力機関が年々増えている。今年は10月26日(土)に開かれる。
下和泉ハロウィンは、子どもたちが仮装を楽しみながらスタンプラリー形式で各拠点を自由に回り、高齢者や施設を利用している障がい者らから直接お菓子をもらうイベント。同地区にあるグループホームなでしこ(千葉哲弘管理者)が、利用者と地域の子どもたちのふれあいの場として5年ほど前にスタートしたのがはじまりだ。
この取り組みを地域に広げようと同地区社協が中心となり、昨年から地域ケアプラザと連合町内会館が参加。今年は更にふれあい公園と松田歯科も加わり、ポイントは合計5か所になった。
子育てサロンが多く、施設と小中学校との交流も盛んであるなど、もともと地域と子どもの繋がりを大切にしようとする姿勢が強い同地区。イベント規模の拡大は、地域で生き、地域に育まれていることを実感して欲しいという思いや「最近は祭りが減って寂しい」といったような声をくみとりたいという思いが一致したものだ。関わる人が増えることで、地域の“人財”発掘にも繋がっているという。
今後は下和泉小学校、中和田南小学校にチラシやポスターで周知する予定で、参加人数は250人を見込んでいる。
子どもたちに心から楽しんでもらうため、特に力を入れるのは事故防止の徹底。昨年より時間を早め、午後1時からのスタートに変更。危険な道路を避けたルートにしたほか、迷いやすい、交通量が多いなど注意すべきスポットには社協のメンバーを配置するなど対策をとる。
同地区社協の山田いづみ会長は「地域と子ども達がふれあう大切な機会。お菓子をもらう時、配る時、お互いの手のぬくもりを感じて温かい気持ちになってもらえたら」と話した。
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