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泉区版 公開:2019年11月7日 エリアトップへ

ドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから1位で指名された 森 敬斗さん 青葉区在住 17歳

公開:2019年11月7日

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自ら輝く ハマの選手に

 ○…「走・攻・守、三拍子揃ったナンバー1遊撃手」との評価を得て、ベイスターズに1位で指名された。高い期待に驚き、喜びつつもすでに心はプロ野球選手。「一軍で1年目から試合に出る」と目標を掲げ、プロで戦う身体作りの真っ最中だ。

 ○…静岡市出身。山と川に囲まれた環境で育ち、自然の中を遊び回るやんちゃな子どもだった。野球は小学3年の時に兄の影響で始め、より高いレベルを求めて桐蔭学園高校に入学。週に1度のオフは自主練習か日用品の買い物、けがの治療だけとストイックに野球に打ち込む日々だったが、ニキビが嫌で肌のケアに気を遣う高校生らしい一面も。野球が大好きと感じたことはないと話す一方で、練習すればするほど野球が上手くなる、そんな成長の過程が自分に合っていたと振り返る。

 ○…主将として叱咤しながらも明るい人柄でチームをまとめ、昨秋の関東大会で優勝、母校を16年ぶりに春のセンバツへと導き、選手としてはU―18日本代表の1番レギュラーとして国際大会で活躍。華やかにプロへの階段を駆け上がったように見えるが、昨年まではプロを意識していなかったという。転機は関東大会前に大敗を喫した横浜高校戦。「自分に結果が出ず、心に波が出て、それがチームに影響してしまった」。敗戦を糧に精神面もたくましく成長、その後の飛躍につながった。

 ○…「自分が入ったということは抜ける選手もいる。その責任も考えないと」。厳しいプロの世界を見据えながら「10年、20年と結果を出し続け、プレーや一生懸命な姿で感動を与えられる選手になりたい」と強いまなざしを向ける。これから持ちたいと話す座右の銘は「めいげつのたま明月之珠」。暗闇の中でも光を照らす月のように「どんな環境でも自分が」。そんな気概が見て取れた。
 

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