泉警察署は管内で特殊詐欺の被害が多発しているとして注意を呼びかけている。
詐欺の手口は、架空の話を信じこませ、暗証番号を聞き出すとともに、キャッシュカードを提出させるように仕向けるものが多い。
代表的な手口は【1】警察官、区役所職員、銀行員、デパート従業員などを名乗る電話がある【2】「口座が不正利用されている」「あなたが詐欺の名簿に載っていたのでカード変更を」「カードが偽造され使われた」などと様々な口実で不安を煽る【3】「職員を訪問させるので、その指示に従うように」と伝えられる、または、別の人物から追い打ちをかけるように前述の口実に関連した電話が入る【4】訪問してきた犯人が「新しいものと交換する」と言ってカードを盗る。または、「暗証番号を記入し、封印してしまって」などと指示を出し、家主が印鑑を取りに行っているすきに、偽物とすり替える。
同署によれば、最近、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急経済対策に便乗した手口も発生した。区役所を名乗り「コロナの関係で振り込みをするので銀行を教えて」と電話があり、その後、教えた銀行を名乗る男から「キャッシュカードが古いので取りに行く。暗証番号を教えてほしい」などと、さらに電話があり、最終的に訪問してきた男にキャッシュカードを盗られる事案があったという。同署は「キャッシュカード、現金、暗証番号は他人に絶対教えない、渡さないの徹底を」と話す。
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