横浜市はこのほど、風水害時の「逃げ遅れゼロ」に向けて幼児向け防災啓発紙芝居「みんな森の子供たちとアウル爺さん」を制作した。
これは昨年11月に制作した防火・防災絵本「みんな森の仲間とオオカミのサイレン」の第2弾にあたるもの。原作は現役の消防職員による書下ろしで、風水害時にとるべき行動や助け合うことの大切さを伝えるストーリーになっている。制作にあたっては保育園の保育士にアドバイスを求めるなど、子どもたちがより楽しく学べるよう心がけた。
物語に登場する子ども向けキャラクターの「キッズ消防隊」は、動画共有サイトユーチューブにおいて、その視聴回数が215万回を超えるなど大人気。今回の物語でも力を合わせて活躍している。
横浜市では、将来の地域防災の担い手である子どもたちへの防災意識の啓発活動に取り組んでいる。近年、風水害による被害が頻発する中、備えは適切な避難行動をとることが非常に重要となるため、今回の紙芝居の制作に至った。
紙芝居は各区の消防署で保育園や幼稚園等に対し貸し出しを行っているほか、横浜市ホームページでも読み聞かせ動画を配信している。
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