横浜農業協同組合（ＪＡ横浜）による畜霊祭が９月９日、ハマッ子直売所みなみ店駐車場（中田西）の畜霊碑前で執り行われた＝写真。
畜霊祭は食肉として出荷された家畜に感謝し、その霊を慰めるもの。秋の彼岸に合わせて、毎年９月に行われている。式典にはＪＡ横浜内の酪農、養豚、肉牛、養鶏の各部会に所属する生産者らが出席した。中田寺の住職がお経をあげるなか、生産者や農協職員が一人ずつ焼香をあげ、いただいた命への感謝の想いを表していた。
神奈川区で肉牛を生産している平本政和さんは「農協がこうした祭礼をやってくれるのは有難い。コロナで畜産の生産者も影響を受けているが、消費者の皆さんにはぜひ美味しい国産牛を食べて元気になってほしい」と話した。
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