東日本大震災の発生から今日で10年。大きな地震が起きた際、避難所の役割を果たすのが学校をはじめとする地域防災拠点だ。横浜市では機能を高めるための施設整備を進めている。
西が岡小学校では今年度、災害時でも使える仮設トイレと給水栓の設備工事が完了した。
災害時に使える下水直結式の仮設トイレは、通称「災害用ハマッコトイレ」と呼ばれているもの。校庭に5台の仮設水洗トイレを設置できる耐震性の高い下水管を整備。使用する水は校内のプールからポンプで下水管に届ける。泉区では同校を含む4校で今年度中に整備予定。
耐震給水栓は飲水などに使用できるもの。学校で通常使用している水道管よりも地震に強い管でつながれている。
こちらは災害用地下給水タンクや学校受水槽などの施設が設置できない地域防災拠点を対象に、その代替として整備が進められている。通常時でも水が通っており使用することが可能。
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