和泉第一町内会(志賀勝美会長)では感染症対策として町内会館にアクリル板40枚を配備した。泉区役所によれば、自治会町内会で同規模の配備をしているのは区内では他に例がないという。先日は地元シニアクラブの50周年記念総会でも活用された。
アクリル板配備を主導したのは4月で同町内会長を退任したばかりの八木勇喜さん。地域の憩いの場や防災拠点として会館が利用されていることから、地区の連合自治会や地区社会福祉協議会の協力のもと、感染症対策として2月に購入した。
町内会館が会場の、連合自治会定例会などですでに使用されている。連合自治会長でもある八木さんは「皆さん『すごいのを入れたね』とびっくりして頂いている。区内の自治会町内会でも例がないのでは」と話す。
対策講じ節目の総会
実際に4月20日に同会館で開催された町内のシニアクラブ「和泉第一寿光会」の50周年総会でもアクリル板が置かれた。登壇者らの前面はもちろん、出席者の目の前と左右にそれぞれ設置。併せて全員がマスクを着用し、検温・手指消毒に加え換気を十分に確保。例年は会食形式だったが今回は弁当の持ち帰りに変更した。
寿光会では昨年度、定期総会をはじめほとんどの行事が中止に。それでも節目の50回目となる総会だけはと、町内会によるアクリル板をはじめとした感染対策を徹底し開催にこぎつけた。
寿光会の朝倉昭男会長は「このような困難な時代の中で、50回目の定期総会を迎えることができたことを大変喜ばしく思います。特に町内会からのご支援と先輩方の努力、会員一人ひとりのご協力に感謝します」と話した。
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