相模凧いずみ保存会 大凧、無念の飛翔断念も・・・
5月5日のこどもの日に2年ぶりの実施を予定していた、相模凧いずみ保存会によるいずみ相模凧揚げ会。残念ながら悪天候のためにイベントは中止となったが、会場では会員たちが個人で独自に小サイズの凧を揚げた。
気象庁のデータによれば横浜で最大瞬間風速16.9m/秒を記録したこの日。毎年この一日のために作成していた3m四方の大凧は、危険が伴うことから飛翔を断念。1.8m四方のサイズの小さい凧を、風が穏やかになった瞬間を狙って飛ばした。
小凧と言っても個人で楽しむものよりははるかに大きい相模凧。糸が絡まないよう慎重にほどきながら風のタイミングを見計らって手を離すと、凧は勢いよく泉区の空に舞った。
保存会の清水幸男会長は「強風で危険があったため、凧揚げ会としては中止としました。予定の時間に来ていただいた方には申し訳ありません」としつつ、「今年できなかった分を来年に向けて力を注いでいきたい。来年は2日間にするなど、広く見てもらえるような工夫をしたい」と話した。
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