大矢養鶏(和泉町)
市内品評会で最優秀賞
餌にこだわり「見た目よく」
3月28日
昨年1月から毎月の定例会をリモート会議化している中川連合町内会(小泉正彦会長)。本格導入から1年が経過し、今では出席者の3分の2がパソコンなどを使い自宅から参加するなど、コロナ禍での新しい生活様式に対応している。
中川連合ではコロナ禍を受けデジタル化を推進。2020年9月に地区内の自治会町内会長や団体代表に実施したアンケートで約8割がリモート会議に肯定的だったことから、ウェブ会議システム「Zoom」によるリモートと対面を併用した会議を昨年1月の定例会から導入した。泉区役所によれば区内他地区でもリモート会議を試験実施した連合自治会町内会はあるが、現在まで継続して実施しているのは中川地区だけだという。
定例会には地区内18の各自治会町内会長のほか、PTA会長や地区の各団体代表など約60人が参加。このうち司会進行の役員および対面を希望する人が中川地区センターから、それ以外の出席者が自宅などから参加している。
マニュアル用意し接続講習を実施
昨年1月の初回のリモート参加者は約20人。その後、連合の総務担当などがスマートフォンでのZoomの接続方法マニュアルを用意。複数回にわたり地区で講習会を実施し、リモート参加方法を浸透させていった。
中心となって活動してきた岡津町西部町内会長の酒井浩一郎さんは「最初は細かく教えていき、皆が出来ることを一つ一つ増やしていきました」と振り返る。
途中で通信制限が発生したり、会場内でのハウリングや対面参加者の発言がリモート参加者に聞こえないなどのトラブルが発生した1年前。
今では全体の3分の2がリモート参加。音声ミュートの切り替えや画面共有も慣れた様子で、対面参加者が発言する時には、連合で購入したタブレット端末を使用している。会議時間も1時間近く短縮された。
中川連合の小泉正彦会長は「通信費用も掛かっているのであまりしゃべりすぎないなど、リモート会議に合わせて司会の仕方も工夫している」と話した。
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