横浜市は5月13日、市内4カ所目となるマイナンバーカード特設センターを旭区二俣川に開設する。対象となるのは泉・旭・瀬谷区民。市はカードを受け取る市民の利便性を高め、交付促進につなげたい考えだ。
マイナンバーカードは「利便性の向上」「行政の効率化」「公平・公正な社会の実現」を目的に国が進めているもの。本人確認書類になるほか、コンビニでの各種証明書の取得や健康保険証として利用できる医療機関も増えている。また、スマートフォンへのカード機能搭載や運転免許証との一体化も今後予定されている。
市交付率46・5%
総務省のマイナンバーカード交付状況の統計によると、2022年3月1日時点の横浜市の交付率は46・5%。同年2月1日の45・7%に対し0・8ポイント、前年3月1日時点の29・5%に対し17・0ポイント増加している。国は23年3月までにほぼすべての住民への普及を目指す。
二俣川マイナンバーカード特設センター=旭区二俣川1の5の5 二俣川北口第2ビル3階=で行われるのは、泉・旭・瀬谷区民のマイナンバーカードの新規交付(区役所でも可)。
受付時間は月曜・火曜・金曜が午前11時30分から午後7時15分、土曜・日曜・祝日が9時から4時45分。予約制で4月13日8時30分から受付が開始される。市マイナンバーカード予約システム【URL】https://mncardrsv.city.yokohama.lg.jp/、または市マイナンバーカード専用ダイヤル【フリーダイヤル】0120・321・590で予約できる。
横浜市市民局の担当者は「マイナンバーカードはデジタルトランスフォーメーションの重要なツールになる。特設センターは夜間、土日祝などでもカードの受け取りができるので、利便性を生かしていただければ」と話す。
泉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|