中田連合自治会の理事会が7月24日に開かれ、同連合自治会に属する29の自治会・町内会が賛同して「オレオレ詐欺 還付金詐欺 中田地区ゼロ宣言」を決議した。当日は泉警察署生活安全課の署員も立ち会った。
「オレオレ詐欺は20年も前に取りざたされて以来、未だに被害がやまない。住民が被害に遭わないように取り組んでいく」。そう話すのは同連合自治会の上原敏博会長。これまでも問題意識をもってきたが、泉警察署の協力も受けて宣言に踏み切ったという。
具体的には、泉警察署が作成している防犯チラシを民生委員が中心となり高齢者に配布するほか、各自治会町内会の定例会に同地区内の交番の警察官が出席して防犯啓発することなどが盛り込まれている。さらに詐欺の前兆電話対策として、迷惑電話防止機能付き電話機の貸し出しなどについても情報提供していくという。
上原会長は「住民に啓発といっても、我々が言うのと制服の警察官が言ってくださるのとはやはり受け取る側も緊張感が違う。泉署の協力は心強い」とし、「この運動を犯罪防止の大きな力にしたい」と語った。
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