泉区青少年指導員協議機会の会長として3月12日に青少年フェスティバルを開く 國分 満義さん 中田南在住 68歳
楽しい経験を成長の糧に
○…泉区青少年指導員(青指)協議会が主催し、小中学生がダンスや和太鼓などのステージを披露する「泉区青少年フェスティバル」。コロナ禍でステージは中止が続き、4年ぶりの開催となる。会長として5年目を迎え、久しぶりの一大イベントに期待を込める。「公会堂の舞台に立つのを楽しみにしてくれている子どもたちがいる」。自ずと力も入る。
○…今年で36回目を迎える青少年フェスはかつて、和泉遊水地で開催していた。餅つきも同時開催していたが「なにせ雨の中止が多くて。中止のないフェスをやりたかった」と泉公会堂での開催に変わった。今回の出演は小中学生の15団体。「高校生バンドやフェリスの学生による司会なども来年以降に復活させたい」と思いを語る。
○…山形県最上郡出身。高校卒業後、自動車メーカーに入社して開発部門などに携わり、結婚後に泉区へ。地域活動を始めたのは30代後半。中田地区は当時から活動が盛んで、キャンプや文化祭などさまざまな行事を支えてきた。「児童文化教室」では地元の子どもたちと紙芝居や人形劇を手作りして地域に披露したことも。「仕事が結構大変で、その息抜きになっていた」。3人の娘と一緒に出かけることも少なくなく、「活動してる時のお父さんが好きだと言ってくれてましたね」と誇らしげに笑む。
○…泉区内の青指(せいし)は現在130人強。活動目的は青少年の健全育成にあり、地域のパトロールも活動のひとつだ。「良い子だけでなく、いわゆる『悪い子』も来れるイベントはできないだろうか」。それは長年のテーマという。「みんなで何かをやって楽しむ。そういうことが大事」。地域の子どもたちの成長を陰ながら支え、見守り続けている。
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