バスジャック犯を取り押さえようとする警察官（上）、消防署員がトリアージする横で警官が状況を聴く（下）
上飯田町の神奈川中央交通（株）戸塚営業所で11月19日、同社と泉消防署、泉警察署合同のバスジャック訓練が行われた。訓練が始まるとバス運転手は緊急事態を知らせる表示を出し、通報を受けた警察車両が追従しながら停車させ、警察が被疑者を確保。乗客らの救出の後、消防・救急隊による負傷者のトリアージ、搬送など各署、企業の役割、連携などを確認し合った。
訓練を主導した泉消防署は「コロナ禍もあり、合同での訓練は数年ぶり。互いの役割を理解し、情報を共有することの大切さを学べたと思う」とした。泉警察署は「相手が知りたい情報を正確に伝えなければならない。そのためには互いの行動を理解しないと」とコメント。神奈中交通は「乗客の安全を確保しながら、警察、消防と連携できるように心がけたい」とした。
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