横浜市議を4期16年務めた市功労者、石川治雄氏(享年84歳)が8月12日午前8時33分、心不全で死去した。8月20日と21日に、戸塚奉斎殿で葬儀が営まれた。
和泉町生まれの石川氏は中和田中教諭や泉区誕生前に横浜市議(戸塚区選出、自民、1971年4月30日〜1987年4月29日)を務め、1979年には学校法人治泉学園いしかわ幼稚園を開園。園長、理事長として長年にわたり園児を見守ってきた。
教員時代は地域のスポーツ振興に尽力し、泉区体育協会の初代会長を務めるなど、第一人者と呼ばれた。近年も市選挙管理委員会委員長など要職を務め、2002年4月には勲五等双光旭日章を受章した。
久子夫人と長男で園長の石川義仁氏によると、石川氏は人に優しく人情深い人で、あいさつはためになると言われたという。外出時はブレザーを着用するなど、きちんとした格好を好んだ。幼稚園でも曲がったことが嫌いで、園児に伝わる言葉を選び、厳しくも優しく接してきた。
「8月1日の誕生日に孫とケーキを囲んだばかりなのに」と、久子夫人は石川氏の突然の死を悼んだ。
葬儀で弔辞を読んだ梶村充市議は「幼児教育、横浜の教育にご尽力いただき、大変感謝している」と石川氏の功績を労った。
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