いずみ野ミニバス 20年ぶりに関東へ 県大会3位で出場権
寒川総合体育館等で10月20日〜11月3日に行われた「ミズノカップ第35回神奈川県ミニバスケットボール秋季大会兼関東ミニバスケットボール大会神奈川県予選」で、いずみ野ミニバスケットボールクラブが男子の部で3位入賞を果たし、20年ぶり2回目の関東大会出場を決めた。
県内各地区の予選を勝ち抜いた24チームが出場した同大会。同クラブは1回戦でフリーズ(横須賀)を57対33で下すと、2回戦で平塚北、3回戦で柿生(川崎)に勝利した。
柿生戦は途中までリードを許していたが、最終の第4クオーターで逆転に成功。40対41で接戦を制し、準決勝に進出した。キャプテンの榊颯太君(新橋小6年)は「相手は特徴的な守りをするチーム。普段から想定した対策をしてきた。その成果が出たと思う」と勝因をあげた。
準決勝の六ッ川(横浜)戦は26対35で敗れたが、ベスト3入りを果たし、12月21日(土)〜23日(月)に平塚市と藤沢市で行われる関東大会の出場権を獲得した。
同クラブはいずみ野、新橋、阿久和(瀬谷区)の3小学校から1〜6年生児童30人が集まり、週4日の練習に励んでいる。関東大会は1993年以来の出場となるが、当時のチームでプレーしていたのが田中雄コーチ(33)で、同じくチームOBの中島主税コーチ(22)らとともに指導にあたっている。
同クラブは今春の横浜西部地区大会で優勝したが、その後の大会では結果が振るわず悔しい思いをしたといい、「その頃から選手たちの意識が変わり、しっかり集中して質の高い練習をするようになった」と中島コーチは分析している。
関東大会では93年の大会でコーチが残した7位という成績を抜くことを選手たちは目標としており、榊君は「関東大会では周りも強くなっている。自分たちもレベルアップできるよう、うまい人たちと積極的に1対1の状況を練習していきたい」と力強く話した。
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