地域住民と区が協働し、身近な課題に取り組む泉区地域協議会(北原勉会長)が、2013年度に泉区が行っている自主企画事業を区民目線で評価する、事業評価報告書をこのほど作成。泉区役所で12月5日に行われた定例会で下村直区長に提出した。
同協議会は今年度46事業のうち12事業を選定し、4グループ編成で事業の必要性や進め方、達成度などの評価項目について市職員への聞き取りや資料の調査等を重ね、報告書を作成。事業概要と主な事業構成、総合評価と提言・提案について記載した。
12事業中「良好」が10事業で、健康長寿推進と素晴らしき1Km構想推進の2事業(いずれも今年度の新規事業)については「妥当」とした。
北原会長は今回の評価について、地域課題を踏まえた必要性の高い事業や成果が上がるなど良好な事業が多い一方、事業の見直しで課題のある事業や長期的に見守っていく事業も見受けられたと報告書に記述。区が地域と協働で事業を進めていくうえで、担い手の確保が求められていることが明らかになったとも記した。
下村区長は「一定の評価、同協議会ならではの区民目線の提案・提言を示してくれた。温かい中にも的確な指摘で、評価内容を踏まえ、今後の区政に反映したい」と述べた。
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