緑園にあるサンステージ東の街コミュニティセンター前広場(緑園都市駅入口交差点前)で1月17日、泉区産の野菜の即売会が行われた。農地が盛んな泉区で、生産者と消費者とをつなぐ役割を担おうと同地区の活性化委員会が社会実験として始め、3年目を迎えた。
生産者とともに販売するのは、同委員会のボランティア「緑園坂の駅ポンテ」。「ポンテ」はイタリア語で「架け橋」を意味する。地区のイベントごとや仮設の販売所を設け、野菜が取れる時期に応じて開催。1月は東の街広場でテントを立てて販売している。生産元は、大根やニンジン、キャベツなど豊富な種類を栽培している、下飯田町の片野農園。「ブロッコリーやホウレンソウが特に人気。毎回買いに来てくれる人もいる」と生産者の片野和彦さんが話すように、テントには買い物客が殺到し、次々と商品が売られていった。
ポンテの代表を務める大嶋裕司さんは、「生産者と消費者とをつなぐ目的から、今は消費者の皆さんに喜んでもらう活動になっている。協力してくれる農家が現状1件のみなので、養鶏場など種類も広げていきたいし、将来的には販売所を固定したい」と話した。
今月の開催は24日と31日、いずれも午後2時から5時まで開催される。
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