記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 1月22日0:00更新
▼2人のこども落語家。テンポや表情は言うまでもありませんが、何より感心させられたのは、聞き手に話を想像させる絶妙な間合い。滑らかな語り口がふっと止まるその瞬間、目には映らない登場人物の姿や仕草を勝手に思い浮かべている自分がいました。同時に話の理解がより一層深まっていることに気づくのです。「言いたいことを言う」「伝えたいことを伝える」ということばかりにとらわれていると早口になってしまったり、相手の様子をうかがう余裕がなくなったりすることがしばしばと自省。全部を説明するのではなく、あえて省略することで伝わりやすくなることもあると再認識(T)▼緑園総合高校演劇部。私もスマートフォンは手放せず、LINEを頻繁に使っています。学生時代の友人や会社の同期のグループももちろんあり、SNSを使ったいじめは決して人ごとと思えませんでした。便利になった故に生じた闇、彼女たちがどのように演じ、区民の皆さんへ想いを伝えるのか、今から楽しみです(I)