泉区は2月18日、2014年度外国人意識調査の結果を発表した。中国やベトナムなどの外国人世帯が多い県営いちょう団地をはじめ、区は日本人と外国人が互いの文化を尊重して暮らす、多文化共生のまちづくりを進めている。
生活の満足度や困っていること、地域とのつながりなどについて聞いた調査は、住民基本台帳から無作為に抽出された、区内在住外国人のうち、満20歳以上の700人を対象に、郵送によるアンケート形式で行った。期間は8月〜9月で、277件(回収率39・6%)の回答があった。
前回調査(2009年度実施)と今回の間に東日本大震災が発生したことから、防災に関する意識の高まりがみられた。日常生活で困っていることについては「災害時・緊急時の対応」が前回から9・5ポイント増の23・5%。災害への備えについては「食料や飲料水を準備している」が最も多く、46・9%(前回比19ポイント増)。「特に何もしていない」と答えた人は、前回から11・4ポイント減少して30・2%と、有事への備えを心掛けている結果となった。
そのほか、日常生活では「言葉が通じない」が30・0%、やってみたい地域活動については「日本に来たばかりの外国人の支援」が25・6%だった。
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