区内在住の石田五十六さん(75)が11月20日に開かれた「全国社会福祉大会」で全国社会福祉協議会会長賞を受賞。同賞の受賞は泉区では9年ぶり。12月8日には区役所を訪れ、下村直区長に受賞を報告した。
大会は多年にわたり社会福祉の発展に功労のあった人を表彰することで、多様化する地域の福祉課題の解決をより積極的に進めていくことなどが目的。厚生労働省、全国社会福祉協議会、中央共同募金会の3団体それぞれが表彰を行っている。
石田さんが受賞した全国社会福祉協議会会長表彰は、民生委員・児童委員の現職であることや、在職期間15年以上などの資格がある。今年度、同賞の受賞者は横浜市で5人だった。
民生委員・児童委員は担当区域で住民の様々な相談に応じ、その相談をもとに行政等の支援先へとつなぐいわゆるパイプ役だ。石田さんは1998年12月から活動。これまでを振り返り「エリアが細かく分かれており、担当範囲もそれほど広くなかったことから活動しやすかった」と話す。
来庁を拍手で出迎えた下村区長は「常日頃から中川地区の福祉のリーダーとしてご活躍頂いており、区役所としても大変心強く感じております。この度の受賞、誠におめでとうございます」と話し、用意した花束を手渡した。これに対し石田さんは「民生委員・児童委員としての活動を通し、近所の方々とお知り合いになることができた。もとがシャイなもので、とても助かっております」と話し、場を和ませた。
現在75歳の石田さん。中川地区社協の会長で、区社協の評議員も務めるなど、地域活動に精力的。活動には自身の健康が第一とロコモ体操教室などにも仲間を誘って通っているという。
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