県立境川遊水地公園のビオトープにあるヨシ原付近では、7月から8月頭にかけての夕暮れ時に「ツバメのねぐら入り」を見ることができる。
ツバメのねぐら入りとは、春からの子育てを終えた親ツバメや巣立った後のツバメが一つの大きな群れとなって、日が暮れ始めたころからねぐらにしている水辺のヨシ原などに一斉に舞い降りていくというもの。
境川遊水地公園では7月に2回の観察会を開催。30日の観察会には親子ら36人が参加し、300羽以上とみられるツバメが空一面に舞う姿を見届けた。ねぐら入りのピークは午後7時ごろ。ビオトープに集まってきたツバメは縦横無尽に空を飛び、水浴びをして、ヨシ原へと降下。風に揺れるヨシの先に次々ととまっていった。この時期しか見られない貴重な光景に参加者たちは驚き、笑顔を見せていた。
ツバメのねぐら入りの様子は、境川遊水地公園のホームページで動画を閲覧できる。
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