横浜市は12月8日、2015年国勢調査の横浜市分の概要を発表した。これによると、65歳以上の人口割合は23・4%となり、高齢化の進行が改めて浮き彫りになった。
人口総数は、前回比1・0%増の372万4844人で、過去最多。男女別に見ると、男性が185万5985人、女性が186万8859人で、調査開始以来、初めて女性人口が男性を上回った。
前回調査との比較で人口が増えているのは、港北区、鶴見区、都筑区など10区。減少しているのは金沢区、港南区、旭区など8区。泉区もその内の一つで、1673人減少している。
年齢別では、15歳未満人口(年少人口)が12・7%、15歳〜64歳人口(生産年齢人口)が64・0%で、いずれも前回調査と比べて割合は低下した。一方、65歳以上人口(老年人口)の割合は23・4%で、前回調査と比べて3・3ポイント上昇し、およそ4・3人に1人が65歳以上となっている。
中でも「超高齢社会」と呼ばれる21%を超えたのは、18区中13区。栄区(29・3%)、旭区(28・2%)、泉区(27・0%)、金沢区(26・8%)、港南区(26・7%)、瀬谷区(26・6%)、磯子区(26・4%)、南区(25・9%)保土ヶ谷区(25・4%)では25%も超えている。
生産年齢人口100人で年少人口や老年人口を扶養している数を示す従属人口指数は56・3となり、およそ1・8人で1人を扶養している状態となっている。
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