区内を中心とした子どもたちが協力して一つの演劇を作り上げるワークショップ「フォンテ・ピット・ジュニア」が7月8日、練習初日を迎えた。主催は泉区民文化センターテアトルフォンテ。8月26日(土)の発表会に向けて今後、練習を重ねていく。
この企画は演劇専用ホールである同センターが低年齢層にもホールに関心を持ってもらいたいと2009年から毎年続けているもの。今年は小学3年から中学3年までの、区内外に住む女子児童、生徒18人が集まった。演題は『カラフル』。色をテーマに人間関係や他者を認める大切さなどを舞台上で表現する。
この日は、最初に参加者らが円になってお互いに自己紹介。得意なことや、やってみたい役、今回の演題に合わせて、好きな色などを話した。初日ということもあり緊張した表情が見られたが、その後行われた台本読みでは、大きな声で表現豊かに役を演じていた。
指導は、舞台音楽などを手掛ける片野真吾さん(作曲・音楽)、劇団スーパー・エキセントリック・シアターの白土直子さん(演出・歌唱)、小暮邦明さん(振付・ダンス)、白井美貴さん(演技・アクション)らプロとして第一線で活躍する4人。白土さんは「なかなかできない体験だと思う。この企画を通して、今まで発見できなかった自分を見つけてもらえれば」と笑顔で話した。
8月末の発表会に向けて、子どもたちの熱い夏が始まった。
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