岡津町にある児童養護施設「杜の郷」(櫻井和典施設長)のヒマワリ畑。今年も満開時には、周辺住民らの目を楽しませた=写真(8月4日撮影・左は櫻井施設長)。
現在時季は終わったが、同施設が管理する約500坪の畑「浅右衛門農場」には、およそ1600本のヒマワリが植えられており、毎年8月上旬頃には、一面黄色に埋め尽くされる。
ヒマワリを植えるようになったのは6年前。「近隣の人にも楽しんでもらえるような場所にできないだろうか」という思いから。以来、入所している子どもたちと職員で、毎年6月頃に種まきを行い育てている。
ヒマワリが咲く「浅右衛門農場」は近隣農家から寄贈されたもの。子どもたちは実際に畑で野菜栽培に取り組んでおり、毎週水曜日は地域の人とともに農作業に汗を流している。夏はトマトやきゅうり、とうもろこしなどが収穫できるという。櫻井施設長は「畑で採れた野菜を使った料理が食卓に並ぶことで、子どもたちは食べ物から季節を感じることができます」と話す。ヒマワリには、周辺地域への日ごろの感謝も込められている。
泉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|