横浜隼人中学校女子卓球部が3月24日・25日に京都府の島津アリーナで開かれた「第19回全国中学選抜卓球大会」で準優勝した。
今年のチームは、昨年の同大会での優勝メンバー1人が残るのみで、他のメンバーは全国大会未経験者だった。顧問の大越時恵教諭は「厳しい戦いとなることが予想され、期待と不安、両方あった」と振り返る。
大会は計16グループによるリーグ戦でスタート。その後、各グループ1位による1位トーナメントで優勝を争った。
団体戦は4シングルス・1ダブルスの計5試合で争う。同校は予選リーグを順調に突破し決勝トーナメントに進出。初戦の日南学園中学校(宮崎県)戦を3対0で勝利すると、2回戦は大東中学校(岩手県)と対戦。序盤に2試合を連取されたが、その後3試合を連取し逆転勝利した。続く準決勝は明豊中学校(大分県)に3対0で快勝し決勝へ。明徳義塾中学校(高知県)と対戦した。
決勝は1試合を先取したが、その後2試合を連取される苦しい展開。4試合目は2ゲームずつ取り合う大接戦の末、5ゲーム目に突入。これを8対11で落とし、1対3で敗れた。大会を振り返り、森口蒼生さん(3年)は「いつも通り挑んだのでプレッシャーはなかった。準優勝できて嬉しい」と喜んだ。
今大会の一週間前には関東大会で優勝しており、自信と勢いがついていたという同校。大越教諭は「結果を出すという気持ちが強かった。チームの雰囲気の良さが勝利に繋がった」と分析する。今後は確実に得点できる安定性を身に付け、夏に向けチームを作り直していくとしている。
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