2016年から整備を行ってきた「鍋屋の森」(和泉町943番地先)の整備がこのほど完了し、4月1日に全面開園した。これに先立ち3月24日には額田区長らが訪れ、記念植樹として桜の苗木を植えた。
「鍋屋の森」は、環状4号線沿いの赤坂橋交差点の西側、市営地下鉄「下飯田駅」から南西方向におよそ1Kmの場所に位置する。和泉川に隣接し、付近には、天王森泉公園などがある。
川の整備、いずみ桜広場の設置、鍋屋の森の開園と3段階で行ってきた事業で、今回の開園により、この地域の整備が完了したことになる。散策路にはウッドチップを敷き、歩行者らに配慮したほか、トイレや水場、電気設備、案内板など利便性が向上した。
記念式典には市職員のほか、地元の自治会長、地域住民ら15人が参加し、桜の苗木を植樹した。
土木事務所の担当者は「鬱蒼とした樹林地帯で住民からの整備要請も多かった。小学校も近いので、子どもたちの学習の場にもなればうれしい」と話した。また、地元の富士見が丘連合自治会の八木勇喜会長は「念願かなった。今後は公園愛護会を立ち上げ、管理にも協力していきたい」と話している。
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