横浜緑園高等学校の生徒3人が6月3日、全国高等学校珠算・電卓競技大会の県予選大会に出場し多数入賞。このうち川戸絵梨香さんが電卓部門の個人総合で3等に入賞し、全国大会への切符をつかんだ。
同校は総合学科の生徒有志が集まり珠算・電卓愛好会として活動。1年生の秋ごろから週2回の頻度で日々、練習を重ねてきた。
今年度の大会には3年生の川戸絵梨香さん、矢田航大さん、川本佑さんが出場。川戸さんは電卓の部個人総合で3等、読上算・見取算でそれぞれ優勝。利息や損益などを求める「ビジネス計算」電卓の部で2等に入賞した矢田さんは「問題の読解力や判断力も必要になる」と競技への難しさを語る。電卓の部「見取算」で10位入賞した川本さんは「とにかく結果を残して帰りたいという気持ちが強かった」と県大会を振り返った。
6年連続出場
同校にとって6年連続7度目の全国出場を決めた川戸さん。電卓を打つ手にペンを挟むなど工夫が見られた。講師の林嘉憲さんは「打ち込む速さや正確さはもちろん、数字の書き方も丁寧で読みやすい」と川戸さんを高く評価。「県予選は手が震えることもあったが、落ち着いて取り組むことができた」と川戸さん。「入賞を目指して頑張りたい」と全国大会への意気込みを語った。
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