花と緑の愛護に顕著な功績のあった団体に贈られる「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰の受賞団体がこのほど発表され、泉区から「和泉川中央水辺愛護会」が表彰された。
これは都道府県や政令指定都市等の各長から推薦のあった民間の団体を審査委員会を経て、緑化推進活動の模範として表彰するもの。今回は全国で105団体が受賞している(市内では4団体)。5月18日に鳥取県で開かれた式典で表彰された。
同会は2003年7月に発足し、現在は40代から90代までの26人が活動している。毎月2回定期的に、和泉橋から関島橋までの1・2Km間の清掃や、花の植栽を行っている。限られた時間と人手の中で、少しでも作業の効率を上げようと会員の体力や希望に応じた分担制を採用。主に川中のゴミの撤去などをする「美化班」、川沿いの除草、草花の植え付けをする「除草・清掃班」、荒地の開墾等をする「改良班」の3班に分かれている。
「元々、きれい好きな人ばかり。好きでやっているから全く苦にならないし、同時に地域貢献できるのはとてもやりがいがある」と寺田泉会長。水中や斜面での清掃など、足腰に負担がかかる作業が多いというが、毎回の活動には必ず15人前後が集まり、定例の活動以外にも自発的に活動を行う会員も多いという。
結成から15年以上たった今、会員の高齢化が課題でもあるが、募集を積極的に行い今年4月から新たに2人のメンバーも加わった。
寺田会長は「会員の参加率の高さ、活動の継続が認められた結果だと思っています。今回の受賞を励みにこれからも会員皆で頑張っていきたい」と話した。
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