県が藤沢市今田で整備を進めてきた境川遊水地公園内の今田遊水地が7月20日に開園した。広さは約7・3haで、芝生広場や水辺の動植物を観察できるビオトープなどがあり、地域住民が憩える場となりそうだ。同日、関係者らを招き記念式典も開かれた。
大雨で河川からあふれる水を一時的に貯留し、洪水被害を軽減する遊水地。二級河川・境川の河川対策として下飯田遊水地と俣野遊水地(戸塚区)と合わせ境川遊水地公園として整備が進められていた。
公園には、芝生やクローバーを敷き詰めた広場やビオトープがあり、駐車場や駐輪場、学習室のある管理棟も設置された。工事を行った県藤沢土木事務所によると、地域住民の要望を受け、気軽に訪れることができ、のんびり寛げるスペースや環境を整備したという。
境川遊水地公園の整備事業は1990年度から用地買収を始め、2007年に俣野遊水地、翌年に下飯田遊水地が開園。今田遊水地は、08年に河川、15年に全体工事が始まり足かけ11年かけて造成が進められた。
泉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|