フェルトで様々な手芸作品を生み出している緑園在住の競健一さん。これまで制作した作品は泉区のマスコットキャラクター「いっずん」をはじめ、学校や団体のオリジナルキャラクター、直径約3cmの小さなスイーツシリーズなどその数1千個以上。
最新作は疫病退散の言い伝えがある妖怪「アマビエ」。顔や鱗の色はどれも個性的。一見、合わせにくそうなビビッドカラーもバランス良く配色されており、頬や眉は化粧品を使用して柔らかさを表現。どれも表情豊かで可愛らしい世界に一つだけのアマビエだ。
趣味貫き60年
元々、学生時代から刺繍に興味があり、個人的な趣味として手芸を楽しんでいる競さん。84歳になった今でも空き時間を利用し、作品制作を楽しんでいる。長年かけて集めたフェルト生地と糸のストックは膨大。「針と糸があれば大抵のものは作れます」と微笑む。
完成した作品は、展示会で披露するほか、家族や近隣住民、地域団体にプレゼント。頼まれて作ることもあるという。競さんは「皆さんに喜んでもらえるのが嬉しい。これからも色んな作品に挑戦したい」と話した。
泉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|