横浜市泉土木事務所と泉区内にある10の郵便局およびゆうちょ銀行横浜泉店は、区内の道路や河川での不法投棄や落書きの監視・道路損傷の報告に関する協定を8月12日付で結んだ。
この協定は3者が区内の犯罪や事故の未然防止を図るため、連携して区民生活の安全安心を高めるために取り組むもの。
具体的には、郵便局およびゆうちょ銀行の職員が業務で区内を回るなかで、道路や河川施設において不法投棄や落書き、また自転車や歩行者がケガをする恐れのある道路のへこみなどの不具合を発見した場合、土木事務所に事象を報告する。
報告方法は現場の写真をメールで送るほか、電話やFAXなども活用する。この取り組みは同日付でスタート。現在区内の郵便局では、常時140人近くが配送などで地域を回っている。
泉土木事務所で行われた調印式には、3者の関係者が出席。協定書にサインした。
泉土木事務所の安達秀昭所長は「土木事務所としても日々パトロールを行っているところですが、すべての事象を把握することは困難であるため、今回の協定締結により一層の区民の安心・安全につながる道水路施設の管理が可能になると考えています」と話した。
また、郵便局側で協定の連絡窓口を務めた横浜上飯田郵便局の正岡康弘局長は「今後も地域の方々のお役に立てるよう取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします」とコメントした。
横浜市内では泉区以外でも郵便局が主体となり、各区の土木事務所がすでに同様の協定を締結している。
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