緑園都市パーキング管理組合の会長として地域商業活性化に取り組む 服部 敦さん 緑園在勤 57歳
昭和の男、商店街再建へ
○…緑園都市から南万騎が原方面へ進む道路沿いにある緑園都市パーキング。かつてあったサンモール商店街を事実上引き継ぐような形で、駐車場提携を結ぶ20店舗が管理組合に加盟し商業団体として活動している。その会長に今年4月から就く。「どの店舗も良いお店ばかり。横浜や二俣川に行かなくても緑園で買い物しようという雰囲気を作りたい」と訴える。
○…10月に実施したハロウィーンイベントでは、地元小学校の居場所づくり協議会と手を組みマップを作成。例年以上に親子での参加者が目立った。「これをきっかけに、夏場やクリスマスなど季節のイベントを多くしていきたい。パーキングの加盟店以外も参加できるようになれば」。ゆくゆくは再び商店会として市商連への加盟をめざす。
○…三ツ境生まれ。市内に36店舗あった三中井靴店でアルバイトを始めたことをきっかけに、革靴の奥深さに魅せられた。20年間の勤務ではダイヤモンド地下街や相鉄ジョイナス内の店舗で店長も歴任。12年前に独立し、近隣私鉄沿線の中でも「雰囲気が良かった」という緑園に婦人靴中心の革靴店「リドマーレ」を開店した。イタリア語で海沿いの保養地を意味する店名の通り、ゆっくりと落ち着ける空間を意識。シューフィッターの資格を活かしメンテナンスを得意とする。「長く履くほどに良さが出るのが革靴の魅力。安い物をたくさん売るのでなく、長く保つ良いものを選んでほしい」
○…息子は結婚して独立し、現在は店舗からほど近い旭区で妻、娘、父と暮らす。店内奥には趣味で作成した鉄道ジオラマ模型が。自身が生まれた昭和30年代のレトロな街並みを再現している。「オレは昭和の男だからね」と胸を張った。
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