泉区内でも区役所主催の新年行事が中止となるなど、感染拡大の収まる兆しが見えない新型コロナウイルス。年末年始を迎え、泉区福祉保健課では国の指針と同様に感染リスクの高まる「5つの場面」を避けるよう呼び掛けている。
横浜市が毎週金曜日に発表している区別の陽性患者確認状況。2週間前の12月10日時点で泉区の累計は179人。区内在住でも横浜市外の医療機関で陽性が確認された人などはこの数字に含まれていない。
10・11月は概ね1ケタ台で推移していた週の増加人数だが、11月26日から12月3日までに19人、3日から10日までに16人増加。全国的な傾向と同じく、感染が拡大傾向にある。
こうした状況を受け、泉区役所では毎年区内各団体を招いて開催していた新年祝賀会の中止を決定。飲食を伴わない式典形式での開催も検討されていたが、全面取りやめとなった。
マスク・時間・距離
第三波の拡大について泉区福祉保健課の担当者は「在宅勤務の緩和などをきっかけに会合や人が集まる場所が増えてきた中で、マスクを外してしまって感染してしまうというケースが多い」と指摘する。
同課が注意を呼びかけるのは【1】飲食を伴う懇親会【2】大人数や長時間におよぶ飲食【3】マスクなしでの会話【4】狭い空間での共同生活【5】休憩室や喫煙所など居場所の切り替わり―国が感染リスクが高いとする「5つの場面」だ。いずれにも共通しているのは、マスクがない状況での会話の可能性。「マスクを着けて長話をせず、1〜2mの距離を保つことが大事」と対策の徹底を訴えた。
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