先月3日、静岡県熱海市の伊豆山地区に深刻な被害をもたらした大規模な土石流。県内外から多くの消防隊員や警察官が派遣され救助・捜索活動が行われていたなか、泉消防署からは緑園消防出張所の5人が緊急消防援助隊として現場に向かった。
第3陣として7月8日から10日まで作業に当たった同隊。同出張所としては初めての被災地支援だった。
活動では土砂や建物の中に生存者がいる可能性があることから重機の使用を控え、スコップなどを使って手作業でがれきや泥をかきだし続け、その作業は朝6時から日没まで続いた。
不安定な天候が続いていたため作業を中断せざるを得ない状況も多々あったと語る木下好晴隊長。現場の様子を「想像以上に過酷だった」と振り返り、「現地で学んだ教訓を泉区の安全安心につなげていきたい」と話した。
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