泉区(深川敦子区長)は5月13日、今年度の事業目標などを定めた「区政運営方針」を発表した。基本目標は昨年度から引き続き「みらいへ進もう!地域とともに〜#住むなら泉区〜」。基本姿勢としてすべての事務事業に「魅力向上・創出」「戦略的な情報発信」「多様な主体との協働」の視点を踏まえて臨むとしている。
目標達成に向け、区ならではの魅力発信や、農や伝統文化といった地域特性を生かしたまちづくりを進める「とどけよう!いずみの魅力」、自治会町内会をはじめとした活動団体への支援のほか、商店街の賑わいづくりなどに取り組む「はぐくもう!地域の力」、防災、防犯などを行う「まもろう!暮らしの安全・安心」、地域福祉保健計画「泉わくわくプラン」など福祉の取組を推進する「ささえあおう!健やかなまち」の4体系を柱に事業を展開していく。
「住むなら」は集大成
今年度の泉区の自主企画事業は33。すべて継続か拡充のみで新規事業はなし。重点を置くのは、「定住・転入促進事業」「地域力支援事業」「防災対策事業」「泉区地域包括ケア推進事業」「妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援充実事業」の5つ。
このうち2017年度にスタートした定住・転入促進は、今年度を一区切りとしており、総集編のPR動画を予定するなど集大成という位置付け。効果を測定し来年度以降の継続につなげていく考え。
地域力支援では、高齢化する地域活動の担い手確保を目的に、50代を対象としたセミナーや、30〜40代対象の意見交換会等を企画。年代に応じた形で地域への関心を高める取組を実施する。
区はイベント運営などについて、新型コロナの感染状況を考慮しながらも、徐々に元の方法に戻していきたい考えを示し、「伝統文化公演も中止が続いている。モチベーションを高めることができれば」と話した。
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