泉区三曲会(安西昭夫会長)によるチャリティ演奏会が5月20日(日)、泉公会堂で開かれる。午後1時半開演、入場無料。今年も和楽器への親しみやすさを意識したプログラムで広く来場を呼びかけている。
1986年に箏、三絃、尺八の指導者らによって発足した同会。活動開始当初は、技術向上のための勉強会や発表会が中心だったが、区制10周年を契機に社会福祉活動に力を入れていこうとチャリティ演奏会が始まった。隔年実施で、毎回、会場に募金箱を設置し、来場者と会員からの寄付を区社協に届けている。
演奏会は和楽器の魅力を後世につたえていくことも目的の一つ。イメージにとらわれず、親しみやすさを重視して一年がかりで演目の準備を進めている。今年の見どころは「かさじぞう」。映像と語り、そして音楽の融合で子どもでも楽しめる世界を作りだす。また「月に寄せる日本のうた」では懐かしの名曲メドレーもある。
演奏会の一方で小・中学校での音楽教育や福祉施設への訪問、自治会町内会イベントでの演奏なども続けている同会。伝統音楽を知ってもらうため、今後は他楽器とのコラボなど様々なアプローチも検討しているという。安西さんは「和楽器の演奏を広く伝えていきたい。ぜひ来場を」と話している。問い合わせは同会【携帯電話】080・4056・3227。
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