中川地区社会福祉協議会(石田五十六会長)が行う「ライフサポート隊事業」がこのほど、他の模範となる優良活動として、11月22日にメルパルクホール(東京都港区)で開かれた全国社会福祉大会において、全国社会福祉協議会会会長から表彰された。
ライフサポート隊は、同地区社協が「ご近所で支え合う街づくり」を合言葉に、2014年に始めた。2020年には27%を超えると見られている同地区の高齢化に対し、多世代で見守り、支援する体制を早期に整えることが目的だった。
対象となるのは、庭木の手入れや電球の取り換え、粗大ごみの搬出など「暮らしの中で生まれるちょっとした困りごと」。サポート隊の地域における認知が上がるにつれて依頼も増え、現在はボランティアスタッフもフル回転の状況が続いている。
石田会長は「各町内に一つの支え合いのグループができることが理想だったが、人材確保の面が想像以上に苦戦している」と明かす。今後は同地区社協が行う里山夢プロジェクトなどのイベントを通し、地域活動への参加を一層促したい考え。また、事務局長の熊耳式雄さんは「地区社協の活動に関心を持ってもらいたい。メンバーが増えれば支え合いの輪がもっと広がる」と話した。
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