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先端医研センター 新研究棟が完成 臨床への橋渡し目指す

社会

公開:2013年4月4日

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完成した新研究棟=写真上=とバイオバンク室=同下
完成した新研究棟=写真上=とバイオバンク室=同下

 横浜市立大学の先端医科学研究センター新研究棟(福浦)が完成し3月28日、竣工記念式典が開かれた。関係者ら100人以上が出席し、新研究施設の完成を祝った。式典で平野久センター長は「新棟の完成で各研究室の中で利用されていた解析室を集約し、共同で使う場を整備することで、共同研究や産学連携を一層、推進していきたい」と挨拶した。

 新研究棟は5階建ての鉄骨鉄筋コンクリート造りで、延床面積は約2270平方m。タンパク質の解析装置や約1万のヒト検体を保管する「バイオバンク」など、最新鋭の設備が揃う。学内外問わず、地域の医療・研究機関からの、専門的なデータ解析のアウトソーシングも請け負う。また、企業と共同で創薬や治療法の開発などを行う「産学連携ラボ」を4室設置。「皮膚幹細胞研究を応用した新しい医療技術の開発」に取り組む資生堂を始め、ジェイテック、ライオン、メディカル・プロテオスコープの4社が4月から本格稼働している。

 同センターは2006年、市大医学部の施設を利用し開設。がんや生活習慣病などの基礎研究の成果を臨床につなげる、橋渡しの役割を担う「トランスレーショナル研究」を推進している。「京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区」の中心的な研究施設でもある。

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