年々”シャッター通り”化する藤棚周辺の商店街を盛り上げようと、「にしく名・達の会」が10月2日(日)、藤棚一番街で祭りを開催する。店主と同会が協力し、地域一丸で商店街の活性化を図る初の試みとなる。
「にしく名・達の会」(高野圭子代表)は、西区の生涯学習ボランティア”街の名人・達人”などが、それぞれの知識や技能、経験を活かし、地域社会へ貢献しようと平成22年に結成されたNPO団体。同会代表の高野さんは「最近は各地で商店街に元気がないと聞きますが、自分たちに一番身近な商店街を盛り上げるために何かできないかと思い、企画しました」と話す。
「ふじだな一番街わくわくフェスタ」と名付けられたこの祭りでは、「ケーハウフラチーム」など区内を中心に活動する7つのフラダンスチームが参加。商店街の歩行者天国に設けられた特設ステージで華やかな踊りを披露し会場を盛り上げる。また、イベント前には、名・達の会が今春結成したチンドン隊も登場。商店街や近隣を練り歩き、祭りや商店街の宣伝を行うほか、同会の”達人”たちがマジックやサックス演奏、フェイスペイントなど、それぞれの特技を披露する。
模擬店も多数出店
パフォーマンス以外にも、焼きそばやカレー、クレープなどバラエティーに富んだ飲食の模擬店も多数出店。また、商店街でも祭りに合わせた「わくわくセール」も開催する。同商店街協同組合理事長の神谷利光さんは「街の方々が商店街の活性化のためにこのような取組みをして頂けるのは本当にありがたい。今後もいろいろな形で協力して一緒に街や商店街を盛り上げていきたい」と話す。
時間は午後1時から4時30分。祭りの詳細は「にしく名・達の会」ホームページか高野さん【電話】090・5525・7870まで問い合わせを。同会では「将来は藤棚の全ての商店街で開催するような大きな動きにしていきたい。祭りを楽しんだあとは商店街で買い物をして、みんなで一緒に商店街を盛り上げましょう」と呼びかけている。
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