中区の根岸森林公園で11月4日、横浜市消防ヘリコプターの離着陸訓練が初めて行われた。
これは、市消防局横浜ヘリポートと中消防署が主催したもので、ヘリコプターが災害時に使用する「飛行場外離着陸場」の確認と市民への周知が目的。市内には同離着陸場が33カ所あり、中区は根岸森林公園と本牧ふ頭D突堤、西区ではみなとみらいの耐震バースが指定されている。
当日は、三上章彦中区長や親子連れら200人以上が観覧するなか、ヘリが同園芝生広場に接近。上空約20mでホバリングしながらつり上げ救助訓練を行った後、周囲の木々を風で大きく揺らしながらゆっくりと着陸すると、周囲から歓声が上がった。
その後、ヘリは来場者に展示され、機体の質問をしたり記念撮影する人々でにぎわった。消防局では「今後も訓練を重ね、災害時に備えたい」としている。
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