中区の本町小学校に2月21日、児童がデザインしたマンホールのふたが設置された。
デザインしたのは4年3組の児童30人。社会科の授業で下水道の仕組みなどを学んだ後、児童が特に興味を示した「デザインマンホール」について総合学習の中で調べてきた。
学習を進めるにつれ「作ってみたい」という思いが高まり、グループに分かれて7種類の図案を作成。昨年末に中土木事務所職員を学校に招き、図案を見せて思いを伝えた。公道以外にある古い下水道のふたであればデザイン可能と分かり、児童が校内のマンホールを調べたところ、条件に合うマンホールを校門横のスロープに見つけ、実現にこぎつけた。
最終的なデザインは児童が7種類それぞれの図案の特長を合わせて作成。本町小と昨年同校から分かれたみなとみらい本町小とを虹の架け橋でつなぐとともに、近隣にあるベイブリッジやランドマークタワー、横浜三塔などの名所が色彩豊かに描かれている。
21日に土木事務所の職員が完成したふたを持参し披露すると、児童は大興奮。「マンホールを作れるとは思わなかった。予想以上に良い出来。完璧だと思う」と話した。小澤好一校長は「今創立114年なので、150周年まで残ってくれたら」とコメント。中土木事務所の永瀬一典所長は「子どもたちの一生の思い出に協力できたことを感謝したい」と話した。
デザインマンホールは、横浜スタジアム周辺の「ベイスターズ」、赤レンガ倉庫付近の区のマスコット「スウィンギー」に続き区内3種類目となる。
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