今年で25回目を迎えた「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」で中区代表の原優子さん(横浜吉田中学校3年)が教育長賞を受賞した。9月9日に市から発表された。
同コンテストは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)に基づき、貧困をなくすことや持続可能なまちや地域社会への対応など、国際平和のために児童・生徒が取り組みたいことを発表するもの。8月にビデオ審査が行われた。
原さんのスピーチのタイトルは『手をとりあって』。小学1年生の時に、祖母に連れられ、姉と一緒に約2年間、南米のボリビアに滞在した経験を活かしこのテーマにした。現地の学校に通うことになり、はじめは言語の壁を痛感したが、昼休みにクラスメイトが手をとり、遊びに誘ってもらったことで友達ができたという。
原さんは「言葉が通じないことで無意識のうちに作ってしまう壁を、手をとりあうことで解決することができるのでは」と振り返り「自分の考える国際平和を知ってもらうだけではなく、自分自身の普段の生活を振り返るきっかけになりました」と話した。
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