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中区・西区版 公開:2022年3月31日 エリアトップへ

温室効果ガス 市民団体 削減目標60%を要望 市庁舎訪れ意見交換

社会

公開:2022年3月31日

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市職員と意見交換を行う市民団体のメンバー(右)
市職員と意見交換を行う市民団体のメンバー(右)

 市民団体「ゼロエミッションを実現する会・横浜」のメンバーが3月24日に横浜市役所を訪れ、市の温室効果ガス削減目標60%への引き上げを求める要望書を山中竹春市長宛に提出した。市温暖化対策統括本部の担当者が要望書を受け取った。

 同会は昨年9月に設立。横浜市がより高い温室効果ガス削減の目標を掲げ、気候危機対策をより積極的に進めることをめざし活動する。

 要望書では以下の社会状況を確認。▽政府が2013年度比の温室効果ガス削減目標を46%に引き上げ、さらに50%に向けた挑戦を続けていくこととしている▽国連気候変動枠組条約第26回締結国会議で地球の平均気温上昇を1・5℃に抑えると合意し、締結国は目標の強化および見直しをすること。

 それらを前提として同会は、1・5℃目標の達成には、横浜市の30年削減目標は60%が必要と指摘する。海外の研究機関の提言や専門家の試算などを根拠に目標を60%にすることを求めた。

市、50%は野心的

 要望書を受け取った温暖化対策統括本部の奥野修平副本部長は、市が掲げる削減目標50%について「産業構造などを解析して導き出した数値」と説明し、十分に野心的な目標だと応じた。その上で「目標達成に向けて市民、事業者にどう働きかけていくかが重要。具体的な行動に力を注ぐ」と話した。

 同会は「横浜市が60%を掲げることで日本全体を変えるインパクトがある」として、市の更なるアクションを求めた。

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