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歯と口の健康相談室 （12）矯正治療を始める時期取材協力／中区歯科医師会
Ｑ ．矯正治療はいつ始めたらよいでしょうか？
Ａ．矯正治療は大きく分けると早期治療と本格治療に分けられます。
早期矯正治療とは、受け口、出っ歯、顎の歪み、前歯が開いているなど顎の骨の著しい成長の異常がある場合や、将来永久歯が生える場所がない位顎が小さい時、成長を利用して治療を行うもの。多くは永久歯が生え始める小学校低学年頃が適応ですが、乳歯期から始める場合もあります。
本格矯正治療とは、永久歯になってから全ての歯に装置をつけて歯を動かす最終治療のことで、日本人の多くは便宜抜歯といって歯を抜き、並び替えるのが一般的です。
矯正治療は歯と歯茎が健康であれば高齢になっても可能です。しかしこれはあくまでも目安で、個人によって始めるタイミングは異なります。まずはかかりつけ医にご相談下さい。
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