「橋本七夕まつり」の実行委員会事務局長を務める 山崎 英人さん 中央区小町通在住 44歳
「七夕」盛り上げるお祭り男
○…本物の竹を切り出して作った250本の竹飾り。「よその七夕まつりでもここまでの竹飾りはないと思いますよ」。橋本七夕まつりの実行委員会事務局長として、見所を語る。今年は地元の協力もあって3丁目までエリアを拡大し、ステージを新たに設置。市内に数多くあるフラダンスの団体が踊りを披露できる場所をと、新企画としてハワイアンビアガーデンも立ち上げた。「子どもたちが大きくなったら、『七夕まつりに行きたい』と里帰りしたくなるようなまつりにしたいですね」と笑顔で話す。
○…実行委員に携わり始めたのは4年前。「街を一緒に盛り上げよう」と誘われたのがきっかけ。幼い頃に遊びに来た、規模の大きなこのまつりに憧れを抱いていたこともあり、携われることに喜びを感じ引き受けた。「街を賑やかにして、盛り上げていくことに貢献したい」。今年から事務局長に就任。全体の管理運営、スケジュール調整など、事務方を担当する。「いい勉強になった。今後に活かしていきたいし、若い人にもぜひこの体験をしてもらいたい」と微笑む。
○…1年の準備をかけて、ようやく開催を迎える。ここに来るまでに、街の人、関係機関など、多くの人と関わり、みんなが開催に向けて、一致団結して協力してくれた。そのことに感謝をする。「100年100回を目指して、日本一のまつりにしていきたい」。目指すところはまだまだ先だ。
○…大きな祭りが沢山ある相模原で育ってきたことから大の祭り好きに。5歳の娘さんも連れて、神輿を担ぎに行く。「娘も祭り好き。でも獅子舞いとか狐はダメ。この前は『もう行かない』って泣いちゃって」と目尻が下がる。経営する車関係、飲食店と2つの店舗を”100年企業”にすること、七夕まつりが100回を迎える頃に孫と一緒に来ることが夢だ。「これに携わってたんだよって言いたいですね。どんな祭りになっているか楽しみです」