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懐メロを歌い継ぐ活動を行うサークル「山ゆり会」の代表を務める 市野 良和さん 二本松在住 72歳

公開:2013年10月3日

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懐メロを若い世代に

 ○…「歌い継ごう、懐メロを」を合言葉に活動する「山ゆり会」。10月2日にサン・エールさがみはらで行われた14回目となるコンサートは、会のメンバー20人のほか、ゲストを招き、昭和20年代から40年代の懐メロ約70曲をアコーディオンなどの演奏に合わせて歌い上げた。「年配の方にはある程度知られた曲ばかり。来て頂けた方に懐かしんで、喜んでもらえたのでは」と笑顔を見せる。

 ○…幼い頃から歌が好きだった。学生の頃、祖母に連れて行ってもらった東海林太郎のコンサートに感動した。「それは格好よかった」。レコードやラジオでいろいろな歌を聴いては、フランク永井、ダークダックスのショーにも出掛けた。「昔の曲は詩がきれい。伴奏も情緒があって個性的で名曲が多い。懐メロは日本の文化ですよ」。本格的に歌を習った経験はない。それでも、そうした名曲の数々を歌い継いでいきたいという思いから、21年前に仲間と会を立ち上げた。

 ○…会のメンバーは22人。60代から80代の仲間とともに、月に2回程度相原公民館で、アコーディオンやテープに合わせて歌っている。「みんな歌うほどにうまくなっていきますね。互いに協力し合って、仲良く楽しくやっていますよ」。懐メロの魅力は、ムーディーでロマンがあり、歌えば歌う程感じる詩の世界観や曲の奥深さ。好きな歌手は、伊藤久男、霧島昇、春日八郎。「男性的で格好いいですから」と微笑む。

 ○…歌以外にも好きなもの。それはプロ野球・広島カープ。広島に縁はないものの、チーム作りに共感し応援するように。ケーブルテレビで毎試合のように観戦。試合結果に一喜一憂し、負けた際は「機嫌悪いです」と豪快に笑う。「年齢が年齢。この会もいつまでできるか。若い人に懐メロの魅力を知ってもらい、歌い継いでもらいたい」。情熱的に、前向きに。懐メロ仲間を増やし、歌い継ぐ活動を今後も続けていく。
 

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