神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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9月28日(日)開催の「しろやま得の市」の実行委員長を務める 中島 博さん 広田在住 67歳

公開:2014年9月11日

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市(いち)の復活で地域活性を

 ○…城山総合事務所前に延びる約100mの道路。通称”城山役場前通り”と呼ばれるこの道路で9月28日、午前10時から「しろやま得の市」が開催される。午後1時半頃まで、歩行者天国となる通りには、30の出店が並ぶ他、ジュニアストリートダンス、ミニコンサートなど趣向を凝らした催しを予定。実行委員長としてメンバーとともに、開催に向けて準備に奔走する。「城山の名品や名産も数多く出品されます。さんまや鉢花の無料配布もあるので、ぜひご来場下さい」と呼びかける。

 ○…江戸時代初期、代官の指示によって開かれたという「久保沢の市」。明治末期頃まで近郷から大勢の人が集まり、品物の取引が行われ、賑わっていたという。その市を復活させようと、昨夏から、地元商店の有志で実行委員会を設立。行政や商工会、観光協会などが協力して今年3月に初めて「得の市」として開催し、多くの来場者で賑わった。「前回は予想以上の方が来場してくれて嬉しく思います。今回は出店数も10店増えるので、前回以上に賑わうのでは」と意気込む。

 ○…現在、地元商店の課題の一つとして感じるのは、高齢化による後継者問題。この対策の一環として、4年前から毎年11月3日に開催している「鎮守の森の手作り市」の責任者も務める。手作りにこだわり、地域住民からも作品を幅広く募集するこの手作り市には「出店者の中から、将来城山で開業・起業する人が出てきてくれれば嬉しいですね」と期待を寄せる。  

 ○…城山生まれ。地元で40年以上中華食堂を営み、高度成長、バブル崩壊、旧相模原市との合併など、時代の移り変わりとともに変化する城山を間近で見てきた。圏央道の相模原ICの開通を来年に控え、地元の期待も高い。「交通量が増えるだけでなく、いかに地域に人を呼び込み、活性化させるかが重要。その為にも地元に密着した活動をしていきたい」と話した。

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