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市消防操法大会に女性で初めて出場し、チームとして最優秀賞を受賞した 工藤 誠子(ともこ)さん 西橋本在住 23歳

公開:2015年10月8日

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”自分の地元は自分で守る”

 ○…北方面隊第1分団第2部の代表メンバーとして出場し、小型ポンプ操法の部で最優秀賞に。競技中で最も走る距離が長い2番員という役割を務め、躍動した。「同じ第1分団の相原や橋本の方々にもたくさん協力してもらった。第1分団全員で勝ち取った金メダルです」と振り返った。

 ○…「20歳になったのを機に、何か新しいことに挑戦したいと思った」。自治会長から消防団員不足の実情を聞き、やりがいのある活動内容に惹かれた。市には啓発やPRを主に行う女性分団もあるが、「自分の地元は自分で守る」というキャッチフレーズに心を動かされ、地元消防団への入団を決意。入団の前年に起きた東日本大震災の影響もあった。「もし同じことが地元で起きたとき、自分たちの力で何ができるだろうと強く感じました」。防災訓練や地域見回り等、昼夜活動の日々。そんな中、前回の同大会で同じ分団の応援に駆け付けたとき、隊員たちの一生懸命な姿に感銘を受け、「機会がもらえるなら出場したい」と以前から考えていた。

 ○…子どものころから外で遊ぶのが大好きで、男子に交じって木登りなどを楽しんだ。「当時はケガばかりしていましたね」と笑顔。学生時代は女子サッカーや柔道などスポーツに熱中。現在は市内の公民館職員として働き、地域への仕事に従事している。手芸が趣味で、ぬいぐるみの服の製作、携帯電話をデコレーションする姿に、今どきの女性らしさを垣間見せる。

 ○…「現場において、女性ならではの視点で気付けることも多いはず。女性でも消防団に入れるということをもっと知ってほしい」。そのためにも今回の結果で出場が決まった県大会への期待は大きい。以前から実施しているランニングやトレーニングをより強化していくつもりだ。「地域一体となったまちづくりの手助けを今後もできるように頑張りたい」。大きな地元愛で今後も地域を守っていく。

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