さがみはら緑区版 掲載号:2019年5月30日号 エリアトップへ

相模原協同病院の看護師で、第54回神奈川県看護賞を受賞した 大塚 孝子さん 中央区南橋本在住 58歳

掲載号:2019年5月30日号

  • LINE
  • hatena

「人として」やさしくしたい

 ○…相模原協同病院に長きにわたり勤務し、地域に寄り添ってきた。緩和ケア病棟やNICU(新生児集中治療室)など新棟開設・再開時には、「立ち上げ師長」と異名がつくほどしばしば師長の立場で携わり、現在は看護部長として480人の大部署を牽引。かたや市病院協会では看護部長会副会長の顔も持つ。「功績なんてない」と控えめだが、その足跡を道しるべとする後進は多いはずだ。

 ○…紅花の産地で知られる山形県白鷹町の出身。高校生の頃に漫画の影響で、リハビリに励む人を支える理学・作業療法士に憧れた。しかし志望校への進学は叶わず、同院で師長をしていた同郷の先輩に勧められ都立松沢看護専門学校へ。そこで学ぶうちに、心に抱いていた「人の役に立ちたい」という思いがしだいに膨らみ、看護の道を進むことを心に決めた。

 ○…がんを患う若い男性。有名チェーン店のコーヒーが好きだという。「この患者さんを喜ばせたい」。職員一同、退勤後に男性を連れてその店へ行き、ひと時を過ごした。その時の患者の嬉々とした姿と、仲間たちの前向きな看護は今も忘れない。「看護師である前に一人の人間としてやさしくできる、『この人と関われて良かった』と感じることができる。そんな看護師でありたいし、そうなってもらいたい」。「人として」人にやさしくできているか―。自分にも仲間にも絶えず問いかける。

 ○…看護師不足は業界全体の課題。人材確保と育成、定着に全国を奔走する。勤続37年。愛する長男長女もこの病院で出産した。同院とともに歩んだ看護人生、その集大成として待ち構えているのは、2020年冬に見すえる新病院のオープンだ。「一大イベントを成功させ、有終の美を飾りたい」。きっと、そこにはやさしさが溢れている。

さがみはら緑区版の人物風土記最新6

鈴木 英之さん

10月1日付で相模原市教育委員会教育長に就任した

鈴木 英之さん

中央区陽光台在住 60歳

10月17日号

筒井 健さん

相模原市橋本倫理法人会の会長に就任した

筒井 健さん

橋本台在住 59歳

10月10日号

山崎 和樹さん

第5回つくい湖湖上祭の実行委員長としてイベントを先導する

山崎 和樹さん

日連在住 38歳

10月3日号

細田 稔さん

このほど相模原市医師会の会長に就任した

細田 稔さん

大和市在住 65歳

9月26日号

小林 朱見さん

津久井やまゆり園、藤野薫風などを訪れ音楽療法士として交流する

小林 朱見さん

清川村在住 60歳

9月12日号

井上 克彦さん

青根・青野原地区の鳥獣保護管理員として被害対策に尽力する

井上 克彦さん

牧野在住 60歳

9月5日号

野村 邦丸さん

ラジオパーソナリティで、今年4月から相模原市名誉観光親善大使を務めている

野村 邦丸さん

中央区在住 62歳

8月29日号

あっとほーむデスク

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

  • 6月22日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

さがみはら緑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年10月17日号

お問い合わせ

外部リンク