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「相模原のカザグルマを守る会」の会長を務める 西 康夫さん 下九沢在住 69歳

掲載号:2022年5月19日号

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本来の姿 守りたい

 ○…毎年4月の下旬頃、会のメンバーとともに市内の自生地に足を運び、つぼみを確認する。会を立ち上げて約10年、カザグルマを後世に引き継ぐために尽力してきた。「大きなカザグルマより、こぢんまりとしたものの方が好き」と微笑む。活動の中で特に苦労するのは、自生地に植え直してもなかなか根付かないこと。試行錯誤しながら、相模原固有の遺伝子系統を持つ希少な花を守り続ける。

 ○…故郷は自然豊かな島根県斐川町(現出雲市)。実家は農家で、飼っていた牛や鶏、うさぎなどの生き物とふれあいながら育った。小学生の頃、サボテンを買って育てたという植物好きな面も。「母に花の種をプレゼントしたこともあったな」と懐かしむ。電気会社への就職を機に上京し、しばらくは自然から離れていたが、仕事で環境問題に携わるようになったことをきっかけに植物好きが再燃。同好者が集う「相模原クレマチスの会」に加入し、一時は副会長も務めた。クレマチスの原種であるカザグルマが市内に自生していると知り、何とか残したいと2013年に「守る会」を設立した。

 ○…「最近、アカハライモリを飼い始めて」と写真を見せてくれた。他にも、自宅には卵から育てている蚕とスズムシがいる。「育てるのは楽しい」と笑顔。スマートウォッチを使って体を動かしたり、スマートスピーカーで音楽を聴いたりすることにも夢中だ。

 ○…今後は、活動を通して人とのつながりを広げたいと意気込む。「カザグルマを守るためには、地元住民や関係する団体との協力が不可欠。同じように保護活動を行う全国の団体との交流も図っていきたい」。自生地で開花してこそ本来の姿だと考え、保全保護に力を注ぐ。

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